佐藤鍼灸院/PUREMU 横浜反町店
2015.3.27
美顔鍼 「酒さ(しゅさ)」という病気
「酒さ(しゅさ)」という病気があります。
顔の毛細血管が拡張し、赤くお酒を飲んだようになる病気です。ひどくなると、ニキビや湿疹のような赤いポツポツが出て化膿したりします。痛みやかゆみはなく、原因はよくわかっていません。
二ヶ月ほど前から、「美顔鍼の治療で『酒さ』が治るか試したい」と、来院された方がいます。
2度ほど美顔鍼のみを施術しましたが、良い結果が得られませんでした。
この方法では効果が薄いかと思い、施術を全身治療に変更して、治療を継続しました。
一週間に一度のペースで通ってもらい、3回目の全身治療を終えたところで、体調が変化してきました。
「今までずっと、重くのしかかっていた鎧が取れました。」と喜んで帰られ、4回目の来院の時には「この25年以上も、毎日苦しんでいた『悪夢』が、一回もありません、良く眠れるようになりました。」と教えていただきました。
現在、まだ治療継続中です。結果はもう少し先になりそうです。
原因不明といわれているこの「酒さ」が、実は体の不調と大きく関係している。ということを、ご本人が認識してくれました。
今は、それが一歩前進といえます。